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22年労災、陸上貨物運送の死傷者数は墜落・転落が最多

2023年5月24日 (水)

行政・団体厚生労働省は23日、2022年の労働災害発生状況を発表した。陸上貨物運送事業の死傷者数は、事故の型別では、「墜落・転落」が4294人(前年比4.5%減)と最多で、「動作の反動・無理な動作」(1.5%減)は前年よりも減少したが、「転倒」(3.7%増)は増加した。

2022年1月から12月までの新型コロナウイルス感染症へのり・患によるものを除いた労働災害による死亡者数は774人(前年比4人減)と過去最少だった。休業4日以上の死傷者数は13万2355人(1769人増)と過去20年で最多となった。

新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害の死亡者数は17人(前年比72人減)、死傷者数は15万5989人(前年比13万6657人増)だった。

労働災害を減少するために国や事業者、労働者などが重点的に取り組む事項を定めた中期計画「第14次労働災害防止計画」(2023年度~2027年度)では、2027年までに2022年比で「建設業と林業でそれぞれ死亡災害を15%以上」「製造業における機械によるはさまれ・巻き込まれの死傷者数を5%以上、陸上貨物運送事業の死傷者数を5%以上」を減少させることなどを目標にしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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