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日本ガイシ、使用済み天ぷら油をフォーク燃料に

2012年10月17日 (水)

話題日本ガイシは、名古屋事業所の瑞穂食堂から出る年間2500リットルの使用済み天ぷら油を、工場内のフォークリフトの燃料として再利用する。ハニセラムを生産する本社工場で試験導入を開始した。

これまで、天ぷら油は産業廃棄物として排出していたが、今後は社外でバイオディーゼル燃料に精製し、フォークリフトの燃料として活用する。

愛知県県税事務所の職員立会いの下、軽油とバイオディーゼル燃料が混合しないようにフォークリフトの燃料タンクから軽油を完全に抜き取った後、バイオディーゼル燃料を給油し、デモンストレーション走行を行った。

バイオディーゼル燃料は植物由来のため、CO2の排出量をゼロとみなすことができ、環境面でもメリットがある。今後、燃費やパワーなどを軽油と比較し、各工場で導入を検討していく。

■日本ガイシ環境統括部担当者のコメント
「産業廃棄物を資源として有効に活用でき、地球温暖化防止にも貢献できる取り組み。今後もこのような、廃棄物の有効的なリサイクルを検討していきたい」