環境・CSR物流不動産の所有・運営・開発を展開するプロロジス(東京都千代田区)は12日に、全世界の従業員が一斉にボランティアに取り組む「IMPACT Day(インパクトデー)」を実施したと発表した。プロロジスは、毎年5月にインパクトデーを実施しており、今年で11回目となる。
インパクトデーでは、全世界のプロロジス従業員がオフィスを離れ、教育や福祉、環境などに関連する各種NPO団体と協力し、各国でボランティア活動に従事しており、日本では120名を超える従業員が関東と関西に分かれて参加した。
関東では、使用済みランドセルを、アフガニスタンに贈る活動を実施し、ランドセル1300個と文具など、荷量にして10トン車2台に相当する荷物を、プロロジス従業員自らの検品、梱包作業など海外輸送の準備を行い、秋ごろをめどに、アフガニスタンの子供たちに配布される予定となっている。これによって、とりわけ歴史的・文化的背景によって学習機会がなかった同地の女の子が、学校に行くきっかけづくりに役立っているという。
関西では、関西国際空港近くの海岸において、大阪湾に生息する生き物の調査を行った。「大阪湾環境再生連絡会」が2007年から実施しているこの調査には、行政・大学を含むさまざまな団体や一般市民が参加、プロロジスは2015年より民間企業として唯一単独で参加している。
プロロジスでは今後も、施設を開発する地域においてコミュニティに貢献できるよう、さまざまな活動への取り組みを続けるとしている。
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