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4月の物流施設の賃貸市場、東京圏で需給ギャップ拡大

2023年6月1日 (木)

調査・データ物流施設や工場など産業用不動産に特化した不動産サービスを手掛ける一五不動産情報サービス(東京都大田区)は5月31日、東京圏と関西圏の物流施設の賃貸マーケットについて4月の調査結果を発表した。それによると、東京圏では需給ギャップが拡大しているという。

(出所:一五不動産情報サービス)

調査によると、東京圏では4月の空室率は5.4%で、前期の4.4%から1%上昇した。新規供給は、103.7万平方メートルで、大量供給が続く一方、新規需要は68.5万平方メートルと伸び悩んでおり、需給ギャップが拡大しているという。

東京圏の一坪あたりの募集賃料は4600円だった。前期の4510円から90円のプラス2%の上昇となった。東京圏の一坪あたりの募集賃料は4500円~4700円のレンジとなっており、一進一退としている。

関西圏の4月の空室率は3%で、前期の2.4%から0.6ポイント上昇した。2月から4月の新規供給は32.6万平方メートルで落ち着いた水準だったが、新規需要は26万平方メートルにとどまり、2四半期連続で空室率が上昇した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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