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GEEK+、英衣料小売ネクストの倉庫をロボット自動化

2023年6月9日 (金)

サービス・商品AI(人工知能)物流ロボットメーカーのギークプラス(GEEK+、千葉県印西市)は9日、英国衣料小売業者のネクストのフルフィルメントセンター(FC)「ディアーン・バレー・パレット」の自動化プロジェクトに成功したと発表した。

今回のプロジェクトでは、ギークプラスのピッキングロボットとソーティングロボットの250台以上をFCに導入。ハイブリッド型「ピックアンドソート」ソリューションとして、ギークプラスと共同開発した。ロボットは、4万5000平方メートルの倉庫スペースで、Eコマース事業と英国、北アイルランドの540店舗向けに商品の人へのピッキングと注文の仕分け作業を行う。

具体的には、ピッキングロボット「P800」が、パレットを回収し、ピッキングのために保管場所に移動。ラックをピッキングと仕分け手順のための多機能ワークステーションに搬送する。ピッキングが完了すると商品は、ソートロボット「S20C」に送られ、倉庫の指定されたシュートに移動する。

ロボットソリューションの導入で、ネクストでは1日あたり1万6000ユニットの処理が可能となり、マニュアルピッキングの2倍の効率化を実現した。また、世界83か国でネクストの注文の締め切り時間を午後6時から午後10時に延長することが可能になった。今回のプロジェクト成功を受け、ネクストは事業の拡大で開設する新倉庫でもロボット倉庫ソリューションを導入する予定としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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