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パナソニック、CO2冷媒ノンフロン冷凍機受注開始

2023年6月20日 (火)

▲CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機 OCU-CR400VF8(出所:パナソニック)

荷主パナソニックは19日、CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機で、新製品のサイドフロー4馬力モデルの受注を同日から開始すると発表した。

同社はこれまでのノンフロン冷凍機で、主に2馬力と10馬力のモデルをコンビニエンスストアやドラッグストアの小型店向けに販売してきた。一方で、要冷食品の多様化や取扱量の増加で2馬力モデルが2台必要となるケースが発生。今回、4馬力モデルを発売することにした。

新製品は、2馬力モデルよりも低騒音設計で、2馬力モデルを2台設置するよりも、省スペース、設置・配管工事の工数やコストの低減、メンテナンス性の向上を実現した。また、長めの配管が必要なレイアウトで、2馬力モデルを採用できず一部の系統でノンフロン化を見送っていた場合に対して、4馬力モデルで10馬力モデルと同等の長配管を可能にすることで対応できるようにした。

パナソニックは、2010年9月から「CO2冷媒採用したノンフロン冷凍機」の販売を開始。これまで、食品小売業の店舗やプレハブ倉庫、食品工場などに累計で約1万6500台を納入した。また、2030年には別置形冷凍機に占めるノンフロン冷凍機の出荷台数比率を100%にする目標に掲げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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