Artec、高速高精度の長距離3Dスキャナー発売｜短報

アーテック・レイII▲（出所：アーテック・ヨーロッパ）

サービス・商品3Dスキャン技術のグローバル企業であるArtec Europe（アーテック・ヨーロッパ、ルクセンブルク）の日本法人Artec 3D（アーテック3D、東京都港区）は21日、大型の対象物や建物内部などの3Dスキャン、デジタルツインの作成に最適な長距離用ワイヤレス3D LiDAR（Light Detection And Ranging）スキャナー「Artec Ray（アーテック・レイ）II」を発表した。

新商品では、最大130メートル離れた場所から、大型・特大型オブジェクトやシーン、そしてエリアの正確かつ迅速なキャプチャが可能。3D精度と角度精度を備え、風力タービンをはじめとした、船のプロペラや飛行機、橋や法科学や考古学現場など、特大型オブジェクトを正確にキャプチャすることが求められる現場での使用に適しており、リバースエンジニアリングや検査、本物そっくりのデジタルツインの作成、犯罪現場の記録、または経時変化に伴う公共インフラの評価等の用途に高品質の3Dスキャンを提供する。また、軽量で持ち運びが簡単、スキャン速度は前世代の10倍の速さとなり、車両なら数分で、航空機や実物大の建物は数時間の高速でキャプチャすることができるという。

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