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イオンモールカンボジアが経済特区に物流拠点開設

2023年6月27日 (火)

国際イオンモールカンボジアは26日、子会社で物流センター事業を手がけるイオンモールカンボジアロジプラスの拠点「イオンモールカンボジアシハヌークビルFTZロジスティクスセンター」の第1期倉庫が、同日開設したと発表した。保税機能を備えており、国際輸送における在庫保有や安定した商品供給を可能とする。

同拠点の敷地面積は3万平方メートル、倉庫の建築面積は1万9400メートル。カンボジアで唯一の深海港であり、最大の貨物取引量を誇るシハヌークビル港に隣接する経済特区に位置し、2025年に完成予定のコンテナターミナルへのアクセスも良好だ。7月には改築した第2期倉庫も完成する。

カンボジアでは、非居住者が自社の在庫を保有するためには現地法人を設立する必要があるが、同拠点を利用することで非居住者は在庫を保有できるようになり、国際輸送におけるリードタイムの不確実性の解消、安定した商品供給に寄与する。メコン地域の中心に位置し、域内の在庫を集約するハブ拠点としても活用できる。

拠点内の通関、倉庫業務はイオンモールカンボジアロジプラスがシームレスに手がけ、リードタイムの短縮やトラブル対応の迅速化を図っている。無線通信によるハンディーターミナルを使用するため、海外から在庫状況の確認もできる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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