荷主新東工業は26日、インドの薬剤メーカー、タブレッツ・インディア社と同国で合弁会社を設立する、と発表した。
インドで鋳造関連設備や表面処理装置などの需要増加が見込まれることから、タブレッツ・インディア社と合弁会社を設立し、顧客のニーズに対応できる現地生産体制を構築する。
また、主要な需要先となる自動車産業に関連する日系、現地ローカルメーカーを中心に営業展開し、事業拡大を図る。
合弁相手のタブレッツ・インディア社は、1938年設立のジャバグループの中核企業で、薬剤・栄養補助食品のほかグループ各社でITや化学など多くの事業を営む。日本企業との提携も多い。
合弁会社は11月にタミル・ナードゥ州チェンナイ市で設立し、鋳造装置、表面処理装置、部品の製造、販売事業を行う。
出資比率は新東工業74%、タブレッツ・インディア社26%。