ユアトレード、EC返品再販の拡大でVCから1億調達

財務・人事海外販売での返品や滞留在庫の再販サービスなどを展開するユアトレード（東京都渋谷区）は5日、ベンチャーキャピタル（VC）のANRIとジェネシア・ベンチャーズから、総額1億円の資金調達を実施したと発表した。

ユアトレードは、越境EC含む海外販売で返品が生じた際に、返品商品の回収から検品・再販売までを一括して代行するサービス「返品再販サービス」を提供する。

▲サービス概要（クリックして拡大、出所：ユアトレード）

サービスでは、事業者が自社サイトやECモールで海外消費者に商品を販売後、返品が発生した場合に、事業者がユアトレードに返品データを共有れば、同社が自社倉庫まで商品を回収し、検品する。その後、現地販売チャネルで再販し、再販売り上げから手数料を引いた金額を事業者に支払う。日本企業の海外販売の支援を目指し、2022年8月から台湾で開始した。

同社は今後、今回の調達資金を基に返品再販サービスを多国展開し、事業拡大を図る。同時に、日本企業の海外向けEC販売の促進を目的に、言語、決済、輸送のハードルをシステムで効率化し、日本企業の海外販売を後押しするサービスの強化に取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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