シャーリーテンプルEC店舗が海外販売開始

EC越境EC支援のジグザグ（東京都渋谷区）は7月31日、ベビー服・子ども服ブランドの「シャーリーテンプル」公式オンラインショップに、越境ECに対応する「WorldShopping BIZ（ワールドショッピングビズ）チェックアウト」を提供開始したと発表した。

同サービスは、越境ECの展開を希望する事業者に、多言語対応・海外決済・海外配送までを一気通貫で提供するもので、海外配送に関するインボイス（送り状）の作成と国際郵便の手配はジグザグ社が行う。決済は、主要クレジットカード、Paypal（ペイパル）、Alipay（アリペイ）などに対応し、世界125か国向けの海外販売を実現する。

越境ECの世界市場規模は、2020年まで毎年20％以上成長しており、2020年には9940億ドル（107兆7000億円）に拡大すると予測されている。日本のECサイトでは、多言語入力フォームへの対応、海外決済、不正決済対応、海外物流、運営ノウハウ不足――などが壁となって、海外販売に着手できないことが課題となっている。