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ANA、IATAのCEIVフレッシュ認証を取得

2023年7月5日 (水)

▲CEIVフレッシュ認証ロゴ(出所:ANA)

認証・表彰ANA(全日本空輸)は5日、IATAが策定した生鮮食品輸送の国際品質認証「CEIVフレッシュ認証」を取得したと発表した。同社によると日本の航空会社では初という。

「CEIVフレッシュ認証」は、HACCP(食品衛生管理の国際基準)の食品安全管理リスト、IATAペリシャブル・カーゴ規則(PCR)、国際標準化機構(ISO)の食品安全マネジメントシステムの国際規格「22000:2018」などに基づいており、生鮮食品に関する航空輸送の品質を保証する認証。

IATAは、航空輸送に携わる企業や団体の生鮮食品に対する適正な取り扱いを支援することを目的に「CEIVフレッシュ認証」を策定。取り扱いや輸送中の温度変化などの環境要因に起因する生鮮食品の損傷・廃棄を最小限に抑えることを目指している。

ANAでは、首都圏のハブとなる羽田空港で、生鮮品輸送の人員、訓練体制、品質管理、ハンドリングマニュアルを始めとする品質管理体制がIATAに認められ、今回の認証取得につながったとしている。また、認証取得を通じて、リードタイムの短縮や温度管理でサプライチェーンでの食品輸送の品質を底上げし、フードロス(食品廃棄)削減するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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