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AIS、船員向け労務管理システム導入事例を公開

2023年7月5日 (水)

サービス・商品船員向け労務管理アプリ「TRANS-Crew」(トランスクルー)を提供するエイ・アイ・エス(AIS、東京都千代田区)は5日、鳳生汽船(静岡県加茂郡)がトランスクルー導入と並行してWi-Fiを設置することで勤怠管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を進め、全船員に専用のアプリのインストールを案内することで、船内記録簿のFAX受信が不要になり、紙媒体の管理が無くなった事例を発表した。

AISによると、システム導入前は「船舶にWi-Fi設置がなく、システム導入が困難」「船内記録簿を毎月FAXで受理するだけで管理が行き届いていなかった」「国交省指定のアラート管理をするには、システム導入が不可欠だった」などの課題があった。トランスクルーの導入により、勤怠管理のDX化を進めることができ、アプリのインストールによって船内記録簿のFAX受信が不要に。また、ビジネスチャットクラウド、LINE WORKS(ライン・ワークス)の同時活用により、日々の動静管理を紙ではなく、電子ファイルで管理でき、リアルタイムでの乗下船の把握が可能になったという。
▲船ごとの労働時間の確認画面(出所:株式会社エイ・アイ・エス)

トランスクルーは、AISが海運業向け総合基幹業務システムと勤怠管理システムの開発によって培った専門性を活かした船員向け労務管理システムで、2022年4月からの改正船員法に対応した労働時間の管理や労務管理記録簿の自動作成などが可能なクラウドサービス。「シンプルで使いやすい」「コストパフォーマンスが良い」などの特徴を売りにしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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