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コマツ、茨城工場隣接地に新工場開設し出荷改善

2023年7月13日 (木)

▲茨城工場の隣接地に建設された「海浜工場」(出所:コマツ)

荷主小松製作所(コマツ)は13日、茨城工場に隣接する土地を購入し、ダンプトラックなどの出荷整備、出荷部品の梱包作業などを行うための新工場「海浜工場」を建設したと発表した。ことし6月に竣工し、7月から稼働を開始している。

茨城工場で生産されているダンプトラックやホイールローダーは9割が海外輸出されており、常陸那珂港区に隣接する立地を生かし、港湾道路から完成車に近い形で自走出荷している。海外向けダンプトラック生産は増加傾向にあることから、製品の出荷整備のためのエリアが不足していたが、新設の工場では組み立て工場から常陸那珂港への出荷動線上の敷地を新たに活用し、組み立てラインを過ぎてから出荷までのリードタイムを大幅に削減するという。

また、整備・検査後の車両を出荷する際、出荷規格に合わせて一部の部品を分解し、外部で部品の梱包作業を実施後、車両とともに出荷を行う場合がある。この梱包作業を新設工場内で実施することで、リードタイム削減と輸送コスト低減を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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