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武田薬品、天津の合弁会社を100%子会社化

2010年10月19日 (火)

産業・一般武田薬品工業は19日、中国の販売製造子会社、天津武田薬品有限公司が、同社の合弁相手である天津力生製薬股フン有限公司の保有する持分25%を獲得することになった、と発表した。

 

天津武田は1994年、武田薬品工業が75%、天津力生が25%の持分を保有する合弁会社として設立。8月、天津力生の取締役会で武田薬品工業の持分25%の売却が決議された後、天津力生が国有企業であるため、同社の持分は国有資産として9月9日から10月13日まで、公共入札が行われた。

 

この結果、13日の入札期限を終えた時点で武田薬品工業以外の応札者がなかったため、持分譲渡手続きが終了次第、天津武田は100%子会社になることが決まったもの。