拠点・施設木材製造のファーストプライウッド(青森県六戸町)は17日、自社敷地内に大型木造倉庫2棟(延床面積1982平方メートル)を完成させたと発表した。

▲大型木造倉庫2棟の外観(出所:ファーストプライウッド)
新倉庫は多雪区域に位置し、平行弦トラス構造を採用。柱のない大空間(17メートル×57メートル)と、軒高9.5メートル・天井高6.5メートルを確保しつつ、鋼材を使用しない設計で鉄骨造と同等の建築コストを実現した。使用木材はすべて青森県産材で構成され、総使用量431立方メートルはCO2換算で375トン、スギ742本分の炭素貯蔵量に相当する。
施設内には屋内積み込みスペースを設け、最大2900立方メートルの製品保管が可能。出荷と製造動線を分離し、安全かつ効率的な物流体制を構築した。また、構造材料の寸法統一により、省施工と短工期を実現。自社製のLVL(単板積層材)や集成材を適材適所に活用し、木造の新たな可能性を示すモデルとなっている。
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