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ティアフォー、台湾自動運転企業と資本提携

2025年12月17日 (水)

M&Aティアフォー(東京都品川区)は17日、台湾の自動運転スタートアップであるチューリングドライブに出資し、資本業務提携を締結したと発表した。

ティアフォーは、自動運転用オープンソースソフトウエア「Autoware」の開発を主導し、それを基盤としたソフトウエアプラットフォーム「Pilot.Auto」(パイロット・オート)を提供している。チューリングドライブは、空港、工場、港湾、商業施設といった閉鎖空間や低速領域に特化した自動運転システムを開発し、台湾をはじめとするアジア諸国で複数のプロジェクトを手がけている。

今回の提携により、ティアフォーはチューリングドライブの技術と知見を活用し、閉鎖空間および低速領域向けのPilot.Auto開発を強化する。加えて、台湾を含むアジア市場における自動運転事業の展開を加速させる方針だ。

自動運転の社会実装は、物流業界でも人手不足や高齢化への対応策として注目されている。ティアフォーは、海外スタートアップとの連携を通じて実用化を進め、次世代モビリティーの基盤整備に寄与するとみられる。

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