M&A伊藤忠商事は17日、ヤマエグループホールディングス(GHD)と菓子卸事業の資本再編で合意し、ヤマエGHD子会社のコンフェックスホールディングス(HD)の発行済株式40.8%を取得すると発表した。第三者割当増資を引き受け、コンフェックスHDは伊藤忠グループのドルチェ(東京都品川区)を株式交換で完全子会社化。両社の菓子卸事業を統合する。
再編後の出資比率はヤマエGHD59.2%、伊藤忠40.8%。統合後の売上高は4000億円規模となり、伊藤忠の試算では国内菓子卸で最大級となる見通しだ。コンフェックスは全国500社の小売向け販売網と商品開発力を持ち、ドルチェは大手コンビニエンスストア向け供給やPB(プライベートブランド)開発に強みを持つ。
伊藤忠は、両社の調達・販売網や商品開発力を組み合わせ、物流力や供給安定性を高める狙い。インバウンド需要の回復などで市場拡大が見込まれるなか、在庫運用や配送の最適化を進め、菓子流通での競争力強化を図る。
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