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キトー、国内市場のワンストップ化狙いホイスト事業強化

2010年10月20日 (水)

産業・一般キトーは20日、フィンランドのコネクレーンズ社が展開してきたMHSコネクレーンズ(東京都品川区)のホイスト事業を承継すると発表した。同日、MHS社との間で資産譲渡に関する最終契約を締結した。

 

キトーは、ホイスト・クレーンを中心としたマテリアル・ハンドリング機器を製造しており、同社とコネクレーンズ社は「製品、市場での補完関係が強く、お互いの経営理念を共感できる」として業務・資本提携を結んでいた。今回の事業承継は提携の一環として行うもの。

 

チェーンブロック・レバーブロックで国内トップシェアを持つキトーの機能と、国内有数のロープホイストメーカーであるMHS社の機能統合を図り、製品ラインナップを拡充、日本市場でのワンストップサービス体制を整える狙い。

 

資産譲渡期日は11月1日で、同日以降はキトーがホイスト事業を継続するが、顧客への販売は完全子会社であるキトーホイストサービスを通じて行う。