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日本パレットレンタル、共同輸送促進の仕組み公開

2023年8月18日 (金)

調査・データ日本パレットレンタル(JPR)は18日、AI(人工知能)を活用した共同輸送マッチングサービス「TranOpt」(トランオプト)の開発秘話を公開した。共同輸送マッチングをする上での課題や、それを克服するための同社のアプローチの仕方などを紹介している。

マッチングサービスでは発着地やルートが合致しても、トラックの車種や製品の性質などの条件が合わず、共同輸送が成立しないケースが多々あることから、同社は実務に即した条件設定ができるマッチングサービスとしてトランオプトの運用を開始。しかし、トランオプトを普及させていく上で、実際に共同輸送を実現するには、積み込みから納品の運用手順から運賃の決定に至るまで多くの調整事項が発生することがわかった。トランオプトでマッチングした事業者はここで話が頓挫したケースが多く、共同輸送の課題としてコミュニケーションの重要性を認識した。

▲トランオプトの画面イメージ(出所:JPR)

同社は荷主・届け先・物流事業者との間に入り、積み込みから納品の運用手順、運賃設定などの事項を決める対話のつなぎ役を担い、より効率よく共同輸送を実現させるサポートをしている。これを発展させる取り組みとして、共通の荷物を扱い共同輸送を検討している事業者で形成するコミュニティーを構築し、企業同士の直接の対話の場を設けることで、条件面でハードルの高い共同輸送の実現を促進している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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