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日本郵便、地域特化型の安価配送サービスを開始

2023年9月21日 (木)

▲郵便ケースを使用して配送する(出所:日本郵便)

国内日本郵便は21日、地産地消や買い物支援など地域配送に特化したサービス「ぽすちょこ便」を、山形県鶴岡市で開始すると発表した。同社の配送網を生かして地域内の果物などを安価で配送することで、地産地消に取り組む地元の農家や飲食店を後押しする。

ぽすちょこ便は地域内で高まる少量で安価な配送ニーズに応えるサービスで、郵便車両の空きスペース、通常業務で使用している郵便ケースを使って郵便局間で荷物を配送する。サービスの仕様は、配送物を配送場所に指定された郵便局に予約した日時までに持ち込み、受け取りは指定した郵便局で予約情報を郵便局員に見せて行うというもの。個別の集荷や配送の必要がないため、その地域の流通状況に応じた安価な価格設定が可能となっている。

▲「ぽすちょこ便」のサービスフロー(クリックで拡大)

例えば鶴岡市では、100サイズ相当の1ケースの配送料を290円に設定しているが、これは同市内における100サイズのゆうパック配送料1160円の4分の1にあたる。なお、冷凍・冷蔵品はサービス対象外。

同市では23日から12月8日まで、「くしびきフルーツWeek」として生産者から飲食店向けに同市内の櫛引地域産のぶどうやりんごを販売し、各店舗でオリジナルのスイーツや料理を提供するイベントを実施。日本郵便は同イベントにおける果物配送での活用も呼びかけている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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