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京セラ子会社がパッケージコンテストでロジ賞受賞

2023年9月28日 (木)

▲「繰返し緩衝性を向上させた紙製包装」(出所:京セラドキュメントソリューションズ)

認証・表彰京セラドキュメントソリューションズ(大阪市中央区)は28日、日本包装技術協会が主催する「2023日本パッケージングコンテスト」において、同社が開発する中高速カラーA4プリンターの製品包装「繰返し緩衝性を向上させた紙製包装」が、ロジスティクス賞を受賞したと発表した。同コンテストで16回目の受賞。

この紙製包装は、段ボール緩衝材が衝撃を受けると蛇腹状につぶれ緩衝材を支える形状となる仕様とし、パルプモールドには円筒形状を採用して倒れ折れを抑制するなど、紙の欠点を補う工夫を行い、繰り返し緩衝性を向上させた。

同社は従来からプリンターや複合機の包装材に古紙をリサイクルして作られるパルプモールドを使用し、「脱プラスチック」につながる紙製緩衝材の採用を進めていたが、紙製緩衝材は発泡の緩衝材と異なり復元力がないため、複数回の衝撃が加わると緩衝性が低下する課題があったため、今回の紙製包装の開発に着手した。

ロジスティクス賞は製造者から消費者までの流通段階で、包装形態が包装や物流の合理化、物流コストダウンに寄与するアイデアに与えられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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