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パルタック、新株発行で「RDC中部」の資金調達

2012年11月21日 (水)

ロジスティクスメディパルホールディングスは21日、中核事業子会社のパルタックが、12月に稼働を開始する大型物流センター「RDC中部」(愛知県春日井市)の建設費や物流機器投資、完成後の業容拡大に伴う運転資金を調達するため、新株式発行と株式の売り出しを決めた、と発表した。

RDC中部は、出荷能力の増強と高品質・ローコスト物流体制の構築を目指して開設するもので、東海地区の2か所の既存RDCと3か所の外部倉庫を集約するとともに、最新の物流機器を導入することで、ローコスト化と生産性の向上につなげる。

新センター建設地には既に物流受託事業専用の物流センターが稼働中で、両センター間で最適なレイバースケジューリングを実施し、人件費の削減や配送効率の向上などの相乗効果を見込む。

今回の公募増資と野村証券を引受先とする第三者割当増資による概算手取り額82億6400万円のうち、68億4400万円を来年3月末までにRDC中部の建物・設備投資資金に充て、残額は業容拡大に伴う運転資金として、ことし12月末までに仕入代金の支払に充当する。