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電子ペーパーでRFID情報可視化、設備点検に応用

2023年10月11日 (水)

サービス・商品TOPPANホールディングスグループのアイオイ・システム(東京都品川区)は11日、電子ペーパーシステムの開発を手がけるE Ink(イーインク、台湾)との協業を発表した。A4サイズのカラー電子ペーパーを搭載したデジタルペーパーと、バッテリーレスで近距離通信対応の見えるRFID「Smart Tag」(スマートタグ)とを連携させた「スマート設備点検システム」を2024年4月から法人向けに販売する。

スマート設備点検システムで活用されるデジタルペーパーは、従来は紙で配布していた指示ビラ、指図書、点検フォーマットなどをデジタルペーパーを通してカラー表示で一斉配布でき、点検結果の入力や上位システムへの配信なども可能だ。点検結果をスマートタグ内蔵のメモリーに記録することで、点検した設備の状態を見える化する。

▲スマートタグを活用した設備点検の様子(出所:アイオイ・システム)

スマートタグは、サーバー連携ソフトウエアにより、クラウドでもオンプレでも連携が可能で、上位システムと複数のデジタルペーパーの間でドキュメントの一斉配布や回収、上位システム側でデジタルペーパーでの手書きチェック内容の閲覧、複数のデジタルペーパーからの情報をcsv形式で上位システムに送り、集計することなどもできるようになる。

アイオイシステムは同製品を、10月17日に幕張メッセで開催される「CEATEC 2023」のイーインクブースにて展示する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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