ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

運輸・郵便業のAI・IoT活用率は14.1%、パーソル調査

2023年10月23日 (月)

調査・データ総合人材サービスのパーソルホールディングスは20日、全国47都道府県の製造業、運輸業・郵便業の現場関連業務に携わる25歳から69歳の会社員などに対して、「製造・物流の現場におけるAI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)の活用実態」に関する調査を実施し、結果を公開した。それによると、運輸業・郵便業はAIやIoTを「活用できている」と答えたのは14.1%にとどまった。

製造と物流業界全体でのAI・IoTの活用度合いについては、「あまり活用できていない」「全く活用できていない」の合計が47.8%で、「十分活用できている」「ある程度活用できている」の合計15.9%を大幅に上回った。運輸業・郵便業では活用できているが14.1%、活用できていないが44.1%で、製造業では活用できているが16.8%、活用できていないが50.1%だった。企業規模別では、規模が大きいほど活用できている割合が上がり、業種別には大きな差はなかった。

AI・IoTを活用できている企業に対して活用に関する課題を尋ねたところ、「専門人材を持った人材・社内ノウハウの不足」「対応できる人材の工数不足」が上位回答だった。

AI・IoT導入によって得られた成果としては、「コスト削減」、「業務効率向上」、「生産性向上」が製造業、運輸業・郵便業に共通して挙げられた。運輸業・郵便業では、「荷捌きの正確性向上」「効率的なルート選択」「人為的なミス減少」「人手不足のある程度の解消」などの回答も挙がった。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com