ドコマップ、車両動態管理にソニー通信規格を活用

サービス・商品ドコマップジャパン（東京都港区）は6日、ソニーネットワークコミュニケーションズが展開する「ELTRESTM IoT ネットワークサービス」の「ELTRESTM Asset Tracker」（エルトレス・アセット・トラッカー）と、ドコマップジャパンの車両位置情報管理システム「DoCoMAP」（ドコマップ）を連携させた、「docomapLongrange」（ドコマップロングレンジ）のサービス提供を開始したと発表した。

同サービスでは、ソニー独自のLPWA（低消費電力広域）通信規格「ELTRES」の特長である、長距離安定通信、高速移動体対応、低消費電力を活用しており、トレーラーなどの静態管理が可能で、4時間に1回の位置情報取得で4年間、電源供給などのメンテナンス不要で利用できる。

▲サービスイメージ（出所：ドコマップジャパン）

電源が確保できない環境では、最長1日2回の通信で10年間の電池寿命を実現させ、GPS、3軸加速度センサー内蔵、BLT外部IFなどが搭載されており、様々なユースケースに対応可能。トレーラー定期点検整備などの予定日を地図上で表示できるので、点検時に該当トレーラーの位置情報が可能となり、トレーラー管理の効率化に寄与する。

ドコマップはグーグルマップをプラットフォームとして、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示・管理する動態管理サービスで、シンプルなユーザーインタフェースで、自社の車両位置が正確・瞬時に把握できるので、迅速な顧客対応や緊急時の対応に有効だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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