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ヘッドもトレーラーも同時に動態管理、ドコマップ

2023年1月16日 (月)

サービス・商品ドコマップジャパン(東京都港区)は16日、ドイツ系自動車部品メーカーのゼット・エフ・ジャパン(ZFジャパン、横浜市中区)と協力し、ZFが開発したトレーラーの位置を管理するテレマティクス装置「SCALAR EVO Pulse」(スカラー・エボ・パルス)と、ドコマップジャパンの動態管理サービス「DoCoMAP」(ドコマップ)との連携を、ことし2月から開始すると発表した。

発表によると、ドコマップでは、かねてからユーザーの要望が多かったトレーラーの位置情報管理を行えるサービスを模索していた。ZFグループからの呼び掛けで、スカラー・エボ・パルスを利用したトレーラーの動態管理ソリューションと連携させることになり、2022年9月に検証実験を行い、効果を確認した。

トレーラー部分にスカラー・エボ・パルスの端末を、トレーラーヘッド(運転台)にドコマップの端末「docomap GPS」を取り付けることで、それぞれの位置情報データがドコマップジャパンのデータベースに送信され、ドコマップ上で同時に位置を確認できる。位置だけでなく車速や車輪の軸重や危険挙動の発生など、さまざまな情報をリアルタイムで確認できる。車両の利用状況や稼働率、トンキロ法によるCO2の排出量の計算が可能となり、環境への配慮やSDGsにも貢献できるという。

また、複数台のトレーラーの走行軌跡を同時に確認することもできるため、中継輸送の運送スケジュールなどが組みやすくなるほか、運行時間の最適化にもつながるとしている。

▲SCALAR EVO PulseとDoCoMAPの連携イメージ(出所:ドコマップジャパン)

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LOGISTICS TODAY編集部
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