東北運輸局、大成物流システムに事業停止命令

環境・CSR東北運輸局は7日、山形県東根市の運送会社・大成物流システムに対し、14日間の事業停止命令を発令すると発表した。処分日は今月3日で、11日に山形運輸支局で処分書を交付する。

同運輸局によると、大成物流システムは運転者の労働時間（1日の最大拘束時間、勤務終了後の休息期間、2日を平均した1日あたりの運転時間、連続運転時間）、健康状態の把握のほか、点呼の記録、乗務などの記録、運行記録計による記録、運行指示書の作成、指示、携行、保存、運転者に対する輸送の安全確保の指導、監督など、貨物自動車運送事業法で定める「過労運転の防止」と「輸送の安全確保」規定に違反した。

事業停止は本社営業所を対象に、11日から14日間。このほかに車両も延べ117日間の仕様停止処分とする。