東北運輸局、ピーシートランスに事業停止3日間の処分

話題東北運輸局は30日、貨物自動車運送事業法違反などで宮城県遠田郡美里町の運送会社「ピーシートランス」に対し、事業停止3日間などの行政処分を行ったと発表した。

東北運輸局によると、2010年7月13日同社の運転者が酒気帯びで事業用自動車を運転し、岩手県盛岡市の国道4号線で検挙された。

その後、岩手県公安委員会から東北運輸局に通知があり、同年9月2日、東北運輸局宮城運輸支局がピーシートランス本社営業所に特別監査を実施したところ、運転者の最大拘束時間の違反のほか、点呼の実施・記録・記録の保存、運行指示書の作成・指示・携行・保存、運転者台帳への必要事項の記載、運転者に対する輸送の安全確保についての指導、監督――といった貨物自動車運送事業法や関係法令違反が確認された。

ピーシートランスへの処分は本社営業所の事業停止が10月3日から3日間、事業用自動車の使用停止処分が116日車。これらの処分により、同社の違反点数は28点となった。