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UPS、気候変動対策ランキング輸送部門1位を獲得

2012年12月11日 (火)

話題UPSは11日、気候問題に取り組む米国のNPO団体「クライメート・カウンツ」が毎年実施する企業の気候変動対策の評価ランキング「クライメート・カウンツ・カンパニー・スコアカード」の一般消費者向け輸送部門で、4年連続で第1位を獲得したと発表した。

UPSはまた、このランキングの対象となったグローバル企業145社の中で同率2位にランクされ、ランキング上位では唯一の輸送、ロジスティクス業者となった。

同ランキングは、クライメート・カウンツの公式ウェブサイトやiPhoneアプリで提供する消費者向けショッピング・ガイドで公開されている。

クライメート・カウンツはUPSを、「気候変動対策で特に優れたリーダーシップを発揮した」企業として15社を選出される「急上昇」のカテゴリーに分類した。

クライメート・カウンツのレポートは、世界の大手コンシューマー・ブランドを対象に、気候への影響の査定と温室効果ガス排出量の低減、気候変動政策に対する支援、消費者に対する明確で包括的な情報開示22項目で企業の取り組みを評価している。

ことしのレポートでは、対象企業のうち、気候・エネルギー戦略を公開している企業が、2007年の25%から66%に増加していることが分かった。また、ことしのスコアカードの全体の平均点は52.1(UPSは89)で、07年のレポート開始以降、初めて50以上となった。