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住友大阪セメ、ベトナムの新工場が稼働

2012年12月12日 (水)

拠点・施設住友大阪セメントは12日、製造子会社のエスオーシーベトナムで建設を進めていたリチウムイオン電池正極材料の新工場が11月に竣工した、と発表した。

同社は、リチウムイオン電池用正極材料としてリン酸鉄リチウムの開発と量産化を進めており、2010年4月からエリーパワーの電力貯蔵用大型リチウムイオン電池で採用され、業務用、家庭用の蓄電装置として商品化されるなど、今後の需要拡大が確実な状況となっている。

このため、国際取引やコスト低減などを考慮し、2011年7月からベトナム北部の工業団地に新工場建設を進めていたが、このほど完成し、商業生産を開始したもの。

同工場では、さらに設備の増強工事を進めており、2013年には年産2000トンレベルの量産体制を構築する。