サービス・商品物流システム開発のHAI ROBOTICS JAPAN(ハイロボティクス・ジャパン=HRJ、埼玉県三芳町)は11月30日、次世代型ソリューション「HaiPick System3」(ハイピックシステムスリー)の国内提供を開始したと発表した。HRJの主力製品であるACR(ケースハンドリングロボット)とAGV(無人搬送機)を組み合わせたもので、同一施設内で1000台以上のロボットを制御することも可能だ。
ACRには専用のかごを使用したチェーンピックテクノロジーを搭載して高密度保管を実現。専用のかごの間をフックでつなぐ構造で、高さ10メートルまで伸縮でき、奥行きは最大5段までかごを出し入れすることができる。かごの間のスペースは従来比で60%削減されており、1平方メートル当たり最大50個のかごを保管する。
ACRが商品ラックの最上部から最下部まであるかごを受け持ち、AGVがラック基底部のかごをワークステーションに搬送。ワークステーションではAGVが搬送したかごが2秒ごとに作業者の前に並ぶことで、オペレーター1人当たり1時間に300かごのピッキング処理をすることが可能だ。従来の手動ピッキングと比較するとワークステーションの効率はピーク時で3~6倍向上する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com