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矢崎総業、ハザードマップを自動作成するドライブレコーダー発売

2010年10月25日 (月)

サービス・商品ハザードマップ矢崎総業は25日、搭載車両の運行データをもとに運送事業者専用の「ハザードマップ」(事故危険箇所マップ)を自動作成するなど、予防安全機能を搭載した新型ドライブレコーダー「YAZAC-eye3」を11月25日から全国一斉に発売すると発表した。

 

トラック運送事業者やバス事業者、タクシー事業者を対象に、初年度3万台(本体ベース)の販売を計画している。メインカメラ、GPSアンテナを含む本体価格は1万5000円(税込)、解析ソフトなどを含めたシステム価格は25万8000円とする。

 

今回発売するYAZAC-eye3は、ハザードマップの自動作成機能やヒヤリ・ハット画像を簡単に確認できる機能を搭載することで危険を可視化し、「より具体的な安全運転指導」を可能にした第3世代のドライブレコーダー。

 

予防安全につながる機能としては、ハザードマップ自動作成機能、ヒヤリ・ハット画像簡単抽出・保存機能などを備える。また、最大で5台のカメラが接続できるため、前後左右のほか、運転状況や車内の様子、ドライバーの死角となる箇所などの記録が可能。SDカードの採用で、長時間の常時記録もストレスのない操作と解析速度を実現した。

 

さらに、来年3月には、デジタルタコグラフ機能を内蔵した「YAZAC-eye3T」も追加発売する。矢崎デジタルタコグラフの機能を搭載した上位機種で、ドライブレコーダーの「予防安全」機能と、デジタルタコグラフの「省燃費」機能を一体化した機器となる。来年7月末にはさらなる予防安全機能の充実を図るため、YAZAC-eye3とeye3T”の2機種それぞれに、(1)音声警告機能(2)通信機能――などを搭載する。