SGムービング、小型家電リサイクルで三芳町と連携

ロジスティクスSGホールディングスは、大型家具家電の設置輸送、移転を主軸にするSGムービング（東京都江東区）とリネットジャパングループの子会社で小型家電リサイクル事業を展開するリネットジャパンリサイクル（愛知県大府市）が、埼玉県三芳町と「連携と協力に関する協定」を締結した、と発表した。

家電リサイクル法指定4品目（家電4品目）を含む様々な使用済み家電を自宅から回収する自治体公認サービスを開始した。

SGムービングは、家電リサイクル改修をサポートするサービス「SG-ARK」を提供。リネットジャパンリサイクルは、環境省や経産省から小型家電リサイクル法に基づく許認可を取得し、全国約640の自治体や大手ネット通販、大手家電量販店、家電メーカーなどと提携して、宅配便を活用して廃家電を自宅から直接回収するリサイクルサービスを展開している。

使用済みの家電4品目は、リサイクル券の事前購入など排出時に手間がかかったり、正しい排出方法が分からなかったりすることなどが原因で、無許可業者による回収や不法投棄が業界内での課題になっている。

こうした課題への対策として、両社は様々な廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォームを開発。2022年12月からサービス提供を始めている。
これまでに全国94の自治体（人口換算で約750万人）と協定を締結している。

サービスでは、ネットや電話で申し込み後に、収集運搬事業者が希望日に自宅へ回収に伺う。リサイクル券の購入や配送伝票の記入、準備などは不要だ。回収後は法律で定められている処理方法に則って正しく再資源化される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com