国際MSC(スイス)グループ傘下の物流会社メドログ(MEDLOG、同)は12日、中国物流企業チャイナ・マスター・ロジスティクス(CMLOG)と共同で、中国における冷蔵物流ネットワークを拡張したと発表した。上海、天津、寧波の5か所の冷蔵倉庫を軸とする合弁事業を立ち上げ、温度管理物流の体制を強化する。

(出所:MSC)
新たに稼働した拠点は上海・臨港の総合保税区内に位置。保税・非保税双方の保管エリアを備え、保管能力は8万トン。主に冷凍肉の保管を想定するほか、水産物、乳製品、果物など温度管理が必要な食品を取り扱う。
倉庫には自動倉庫管理システムや温度管理設備などを導入し、コールドチェーン運用を標準化。中国では生鮮食品や冷凍食品の輸入需要が拡大しており、越境冷蔵物流の需要増に対応する。
MEDLOGはMSCの海上輸送と連携し、内陸輸送、通関、温度管理倉庫を組み合わせた一貫物流サービスを提供している。今回の施設整備により、国際海上輸送から国内配送・保管までを結ぶコールドチェーンの強化を図る。上海港の国際物流ハブとしての機能強化にもつながる。
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