
(出所:国際航空運送協会)
ロジスティクス国際航空運送協会(IATA)は12日、航空貨物の危険物申告をデジタル化する新ツール「DG Digital」(DGデジタル)を導入したと発表した。危険物チェックシステム「DG AutoCheck」(DGオートチェック)の機能として提供し、荷主による危険物申告書(DGD=Dangerous Goods Declaration)の作成から承認までを電子化する。
対象はリチウム電池、爆発物、化学品など3800種類以上の危険物。従来は申告書の95%が紙で提出され、スキャンやPDF化などの手作業が必要だった。DGデジタルでは申告データを電子形式で作成・共有でき、航空会社やフォワーダー、グランドハンドリング会社など関係者間で情報を即時に確認できる。
システムはIATAの危険物規則(DGR)と連動し、書類不備や誤記など輸送拒否につながる要因を事前に検出する仕組みを備える。貨物搬入前に申告内容を確認できるため、遅延や罰金のリスク低減にもつながるとしている。
DGデジタルは2025年に日本で実証試験を実施し、ANA、JAL、日本通運、郵船ロジスティクスなど6社のフォワーダーが参加。デジタル検証を導入した結果、危険物貨物の拒否率は0.5%となり、世界平均の4.5%から大幅に改善した。
航空貨物ではリチウム電池輸送の増加を背景に危険物輸送が拡大しており、IATAによると25年の危険物貨物量は前年比17.5%増となった。IATAは申告書の電子化により、安全性向上と業務効率化を図り、航空貨物サプライチェーンの標準化を進める。
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