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シャロンテック、自社初の冷凍冷蔵倉庫で市場参入

2026年3月13日 (金)

拠点・施設シャロンテック(東京都千代田区)は9日、埼玉県入間市に最新の環境技術と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を融合させた「シャロンテック入間物流センター」を新設すると発表した。同施設は2028年1月の稼働開始を予定している。

▲「シャロンテック入間物流センター」の外観完成イメージ

新施設の最大の特長は、圏央道の2つのインターチェンジへの優れたアクセス性だ。埼玉県入間市中神に位置する本施設は圏央道・入間インターチェンジ(IC)まで3.7キロ、青梅ICまで7.4キロと、2つのインターチェンジを使い分けられる希少な立地を誇る。国道16号線にも至近で、関越自動車道への接続もスムーズだ。都心部へのラストワンマイル配送から東日本全域への広域配送までをカバーする戦略的拠点として機能する。

環境性能とコスト優位性の両立も大きな特徴だ。屋根全面に2メガワットの大規模太陽光発電設備の導入を計画し、冷凍冷蔵倉庫の運営に必要な電力の安定供給が可能な発電容量を確保する。これにより、昨今の電気料金高騰の影響を最小限に抑え、荷主企業へ長期的に大きなコストメリットを提供できる。環境負荷の低減を強力に支援する。

また、周辺に住宅地が隣接しない立地特性のため、24時間365日の入出庫・営業が可能だ。深夜配送や緊急の入出荷にも柔軟に対応でき、物流効率を最大化する。ドックシェルター28基、垂直搬送機2基を完備した。昼夜を問わず高品質な温度管理物流を実現する。

▲圏央道の2つのインターチェンジへアクセス至便

人材確保の面でも優位性がある。入間市の潤沢な労働人口に加え、近隣の自動車工場再編等に伴い、製造・物流経験の豊富な人材の流動性が極めて高まっている。近隣駐車場を含め、普通乗用車110台、トラック78台分の大型駐車場を完備予定で、広域からのマイカー通勤にも対応する。

冷凍食品とネット通販の波に乗り、この5年で冷凍冷蔵倉庫の需要は倍増した。だが電気代の高騰が物流業界の懐を直撃している。同社は首都圏を中心に全国19拠点、延べ18万坪の開発実績を誇るが、冷凍冷蔵倉庫の自社開発は今回が初めて。埼玉・岩槻での冷蔵倉庫コンサルで培った温度管理とエネルギー効率化のノウハウを、満を持して自社施設に注ぎ込む。圏央道2つのICに挟まれた立地と2メガワット太陽光で、コストと利便性を両立。24時間稼働可能な環境に、ドックシェルター28基を完備。次世代型冷凍冷蔵物流センターとして、28年1月の稼働を目指す。

シャロンテックは本施設の稼働を通じて、埼玉県西部だけでなく首都圏全域を網羅する強固な物流ネットワークを構築し、環境負荷低減と高いコスト競争力を両立させた物流サービスを追求していく方針だ。

「シャロンテック入間物流センター 」物件概要

所在地:埼玉県入間市中神801
交通:圏央道・入間ICより3.7キロ(車で6分)、圏央道・青梅ICより7.4キロ(車で12分)、JR八高線・金子駅より3.9キロ(車・タクシーで7分)、西武池袋線・入間市駅より5.3キロ(車・タクシーで11分)、西武バス「武蔵工業団地バス停より徒歩14分
敷地面積:8481平方メートル
延床面積:2万4675平方メートル
構造:規模:地上3階建て、鉄骨造
竣工予定:2027年12月
稼働開始予定:2028年1月
設備(予定):冷凍・冷蔵設備、2メガワット太陽光発電システム、24時間対応、ドックシェルター28基、垂直搬送機2基、駐車場(普通自動車110台、トラック78台、近隣駐車場を含む)