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日本調剤、千葉市でのドローン実証に協力

2023年12月7日 (木)

メディカル全国で調剤薬局を展開する日本調剤(東京都千代田区)は7日、千葉市でドローンと地上配送ロボットが連携して医薬品をマンションにまで運ぶ実証実験に協力する、と発表した。

実証は、国土交通省の補助事業「無人航空機などを活用したラストワンマイル配送実証事業」の一環として、ドローンサービスを提供するダイヤサービス(千葉市花見川区)が実証主体となる共同企業体が実施する。

▲(左から)実証で使用するドローン、ドローンポート(出所:日本調剤)

千葉市では、配達時間の短縮などによる利便性の向上や、物流業界が抱える人手不足、ラストワンマイルの問題、配送コスト削減などの課題を解決するため、都市部でのドローンなどを使った宅配サービスの実現を目指して、2016年からさまざまな実証実験が続けられている。

千葉市の構想では、東京湾臨海部の物流倉庫から幕張新都心まで東京湾の上空を飛行させ、花見川を上り、若葉住宅地区のマンション個宅の玄関まで配送することを目指している。

今回の実証実験では、ドローンをマンション付近まで飛行させ、積載した解熱剤や咳止めなどの医薬品を想定した荷物をドローンポートを介して地上配送ロボットに受け渡して、エレベーターを経て玄関前まで配送する。

20日には、報道機関向けに実験を公開することにしている。

▲実証実験のフロー(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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