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パワーエックス、苫小牧港で脱炭素化へ協定

2023年12月8日 (金)

環境・CSR大型蓄電池の製造、販売事業を展開するパワーエックス(東京都港区)は6日、北海道苫小牧市の苫小牧港管理組合と、電気運搬船と蓄電池の利活用による同港の港湾脱炭素化推進と地域振興に向けた包括連携協定を結んだ、と発表した。

▲電機運搬船のイメージ(出所:パワーエックス)

同社の電気運搬船は、船に搭載した蓄電池に電気をためて、電気を海上輸送する世界初の送電技術だ。電気運搬船の初号船「X」(エックス)は2026年から国内外で、実証実験を開始する予定。総蓄電容量は240メガワット時。一般家庭2万4000世帯が1日に消費する電力に相当する。

協定の主な内容は、以下の通り。

・港湾脱炭素化のため、港湾内における車両のEV(電気自動車)化、臨海部での蓄電池を利活用した陸電設備の導入などを検討
・パワーエックスは電気運搬船で運んだ再生可能エネルギーを、苫小牧港臨海部に立地する企業や埠頭などで利活用することを検討
・苫小牧港管理組合は、電気運搬船事業の実現に向けて、苫小牧港での港湾施設の利用調整や港湾施設の占有などについて協力する

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LOGISTICS TODAY編集部
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