財務・人事エネルギーベンチャー企業のパワーエックス(東京都港区)は10日、27億円の追加資金調達を実施したと発表した。これにより同社の調達資金は累計で99億円となった。岡山県玉野市に建築中の蓄電池工場「PowerBase」(パワー・ベース)での蓄電池製品の製造や、製品の研究開発に充てる計画だ。
今回の資金調達に応じたのは、JA三井リース、損害保険ジャパン、正栄汽船、辰巳商会、四国電力、アンカー・シップ・パートナーズグループなど。
パワーエックスは発足2年目の2022年に、バッテリー型超急速EV(電気自動車)充電器や大型定置用蓄電池の先行受注を行っており、玉野市の蓄電池工場での製造ライン立ち上がりとともに、これらの出荷を順次開始する予定だ。伊藤正裕社長兼CEO(最高経営責任者)は、調達資金で蓄電池工場の完成をはじめ、EVチャージステーション事業、電気運搬船事業も加速するとしている。
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