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シグマックスとアルケア、医療用品の共同配送開始

2023年12月11日 (月)

メディカル医療機器メーカーの日本シグマックス(東京都新宿区)は11日、同業のアルケア(墨田区)とともに、同日から国内での医療用品の共同配送を開始すると発表した。両社は整形外科領域などで競合関係にあるが、社会課題となっている医療品の安定供給とコスト抑制に対処すべく、共同で物流プロセス改善に取り組む。

共同配送は東日本の両社共通の一部取引先に対して開始する。それぞれが各取引先へ配送していたトラックを一本化し、トラック台数を削減することで、積載率の向上、ドライバー不足の軽減、物流コストの抑制、環境負荷の低減につなげる。今後は取引先や対応エリアの拡大を検討していく。

▲共同配送のイメージ(クリックで拡大、出所:日本シグマックス)

医療用品は緊急時の輸送などが発生しやすい性質上、流通過程を含め、安定した供給が求められている。両社はさまざまなパートナーと協力することで、持続可能な医療用品の物流体制構築に向けて取り組みを続ける。

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LOGISTICS TODAY編集部
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