新潟県、中国向けネット通販「新潟館」開設

EC新潟県は26日、県内企業の中国向けの販路開拓を支援するため、自治体国際化協会の助成を受けて中国向けインターネット通販サイト「新潟館」（仮称）を来年1月に開設、出店者を募集すると発表した。

新潟館は、富士通マーケティング・エージェント（FJMA）が運営する銀聯在線商城「日本館」の中に開設するもので、県が運営を行うことで、新潟県産品のブランドイメージを確保するとともに、県内企業が独自にサイトを開設する場合と比べて割安で効果的に中国向け販売ができる、としている。

県内企業の出店料は月額1万円（年額12万円）で、煩雑な国際発送業務、銀聯カード決済による代金代理回収、専用コールセンターによる代理応答などのサービスを受けることができる。

県は、新潟館の全体PRなどを実施することを通じ、県産品のブランドイメージの確保を図り、県内企業の販路開拓を促す。具体的には、新潟館と中国での物産展開催などを連動させるほか、インターネットなどを通じた情報発信の強化、購入歴のある優良顧客層への個別PRの実施などに取り組む。

■問い合わせ先
新潟県知事政策局国際課中国室
担当：桑原氏、川崎氏
TEL：025-280-5962
FAX：025-280-5126