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関通3Qは営業減益、次期は売上150億円超見込む

2024年1月15日 (月)

財務・人事関通が15日発表した2024年2月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比11.3%増の86億8000万円、営業利益が同9.6%減の2億7100万円、最終利益が5.8%増の1億9300万円だった。ITオートメーション事業が好調だったが、物流サービス事業で人件費が増加するなど営業減益となった。

物流サービス事業は売上高が10.8%増の81億4548万円、営業利益は63.6%減の6127万円。EC(電子商取引)による10月以降の大型セール時には想定を超える増員対応が必要となったこともあり、人件費が大きく増加したことに加え、東京主管センターを中心に家賃負担額が増加するなどして利益率が低下した。

ITオートメーション事業では、売上が24.7%増の4億5634万円、営業利益は72%増の2億1096万円と好調。倉庫管理システム(電子商取引WMS)「クラウドトーマス」などで新規顧客獲得などが堅調に推移した。

24年2月期の通期連結業績予想は、売上高が前年比12%増の117億5600万円、営業利益が同70.8%増の6億6900万円、最終利益が38.3%減の3億8700万円としている。

また、昨年12月に子会社化した関通ネクストロジ分の売上は25年2月期から加算予定で、同期の売上高を152億1900万円、26年2月期の売上高は176億700万円にまで拡大すると予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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