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小ロット受け付けで季節波動を吸収

霞ヶ関キャピタルが冷凍冷蔵倉自動倉庫出展

2024年1月24日 (水)

拠点・施設物流不動産開発の霞ヶ関キャピタルが1月24日から東京ビッグサイトで行われている、スマート物流EXPOに出展した。

▲霞ヶ関キャピタルの展示ブース

同社は近年、首都圏を中心に10を超える冷凍冷蔵倉庫開発を進めてきたが、2024年からは自動化された冷凍冷蔵倉庫シリーズ「LOGI FLAG TECH」(ロジフラッグテック)を稼働させていく。同社の冷凍冷蔵自動倉庫第1弾は9月に完成予定のロジフラッグテック所沢(延床面積9620平方m)。荷物の引き受けは1パレット単位と小ロットからの受け付けとなる。パレット単位の自動倉庫は常温では先行するサービスがあるが、冷凍冷蔵でそれを行うのは強みを持つ同社ならではと言える。

冷凍冷蔵は季節波動の大きいカテゴリーだが、小ロットを引き受けることで稼働率を上げ、電気代などのコストを吸収する狙いもある。特に新型コロナウイルス禍以降、冷凍食品の需要の伸びもあり、大都市圏を中心に冷凍冷蔵倉庫の需要も伸びているが電気代、フロン規制対策でコストがかかり、供給はまだ追いついていない。自動化、小ロットなどのメリットを打ち出すことでロスを減らして稼働率を上げ、経営リスクを回避していく考えだ。

ロジフラッグテック第1弾は首都圏だが、今後は東扇島(川崎市川崎区)などの首都圏のほか、大阪南港などの関西圏、青森の八戸でも展開していく。

▲冷凍冷蔵自動倉庫の特長がびっしり

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LOGISTICS TODAY編集部
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