ノーパット、冷凍リーファー輸送サービス開始

ロジスティクスノーパット（東京都千代田区）は29日、アメリカ向けの日本産加工食品を対象とした冷凍リーファーコンテナ混載海上輸送サービスを開始したことを発表した。このサービスは、小ロットの輸送でもコストを抑えられることを特徴としており、日本側の輸出通関や海上輸送、さらにアメリカ食品薬品局（FDA）の施設登録、原材料の輸入規制調査、アメリカ側での輸入者対応などを含むワンストップサービスを提供する。

従来、温度管理が必要な海上輸送では、たとえ1パレットであってもコンテナ1本を準備する必要があった。しかし、この新サービスの利用により、1パレットあたりの輸送コストを80％削減できるようになる。また、アメリカ国内での指定倉庫への輸送手配、FDA対応、輸入規制の確認など、輸入者が直面していた問題も、本サービスによって解決が可能となる。これにより、アメリカ向けの日本産加工食品輸送に関わる企業は大きなメリットを享受できる見込み。

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LOGISTICS TODAY編集部
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