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鴻海とシャープの合弁会社専用拠点が完成、日本GLP

2024年2月22日 (木)

拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は22日、堺市堺区で延床面積9万2213平方mの物流施設「GLP SJL 堺」が完成したと発表した。同施設は、電子機器EMS大手の鴻海精密工業(台湾)グループのJusda Supply Chain Management(JUSDA)と、JUSDAとシャープシャープジャスダロジスティクスの合弁会社であるシャープジャスダロジスティクス(SJL、堺市堺区)、GLPグループの3社が組成したジョイントベンチャーが開発したもので、SJLの専用施設として稼働する。投資額は180億円。
施設は地上4階建て鉄骨造で、延床面積は9万2213平方m。阪神高速4号湾岸線、阪神高速6号大和川線の三宝ジャンクション(JCT)から3.5km、大阪南港から10kmに位置する。

▲「GLP SJL 堺」(出所:日本GLP)

一部に定温倉庫を設置し、垂直搬送機の増設、床荷重の増強など、多種多様な荷物に対応できるよう汎用性を高めた。また、ウイングを開放した状態でのレット貨物の積み込み、積み下ろしに適した横付けバースを導入し、輸入貨物を運ぶ大型トラックに対応できるよう、トラック50台、トレーラー15台分の待機場も確保している。

屋上に設置予定の太陽光発電設備により、建物が必要とする電力の50%を自家消費で賄い、CO2排出量を年間646トン削減する見込み。この太陽光発電設備からの余剰電力はGLPのグループ会社に供給される。


▲(左から)エントランスホール、4階ラウンジ

「GLP SJL 堺」施設概要

所在地:大阪府堺市堺区匠町1-16,17
構造:4階建て、鉄骨造
敷地面積:4万9994平方メートル
延床面積:9万2213平方メートル
アクセス:阪神高速4号湾岸線、阪神高速6号大和川線・三宝JCTから3.5km、大阪南港から10km
着工:2022年12月
完成:2024年1月末
認証取得:CASBEE(新築)認証、ZEB認証

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LOGISTICS TODAY編集部
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