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SGムービングとリネットJ、家電回収サービス拡大

2024年3月5日 (火)

国内SGホールディングスグループで大型家具家電の設置輸送などを手がけるSGムービング(東京都江東区)と、リネットジャパングループの子会社で小型家電リサイクル事業を展開するリネットジャパンリサイクル(愛知県大府市)は4日、2月から新たに4自治体と「連携と協力に関する協定」を締結し、家電リサイクル法指定4品目(家電4品目)を含むさまざまな使用済み家電を自宅から回収する自治体公認サービスを開始したと発表した。対象となるのは岩手県滝沢市、岐阜県可児市、佐賀県神埼市、佐賀県太良町。

▲連携と協力に関する協定を締結した自治(クリックで拡大、出所:SGムービング)

SGムービングは、家電リサイクル法に則った合法かつ円滑な家電リサイクル回収をサポートするサービスを提供。リネットジャパンリサイクルは、環境省、経済産業省から小型家電リサイクル法に基づく許認可を取得し、宅配便を活用して廃家電を家庭から直接回収するリサイクルサービスを、全国640の自治体・大手ネット通販・大手家電量販店・家電メーカーなどと提携して展開している。

使用済みとなった家電4品目の処理では、大型製品の取り扱いにくさ、リサイクル券の事前購入など排出時に手間がかかる、正しい排出方法が分からない、といったことを背景に、無許可業者による回収や不法投棄が課題となっている。

両社はこうした課題への対応を目的として、両社はさまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォームを開発し、22年12月からサービスを提供。これまでに全国106の自治体と協定を締結してきている。連携する自治体においては、自治体が発行する各種媒体を通じて、便利で簡単に正しく処分できる方法として同サービスを周知していく予定であり、正しいリサイクルの促進を図ることで、持続可能な循環型社会の実現に貢献する。SGムービングではこうした静脈物流を同社の大きな柱として位置づけている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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