ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国交省、JR北海道・JR貨物の自立へ支援継続発表

2024年3月15日 (金)

行政・団体国土交通省 鉄道局鉄道事業課は15日、JR北海道、JR貨物の経営自立化に向けた支援を継続すると発表した。すでに支援を実施中のJR四国と合わせて、経営自立化を目的とする。

JR北海道とJR貨物への経営自立化に向けた支援が23年度末で終了することに伴う継続措置となり、次期中期経営計画(24年度から28年度)の策定に伴って同期間内における支援の継続で、引き続き経営自立を後押しする。また、JR北海道とJR四国については、経営安定基金の下支え(運用益の安定的な確保)を継続するとしている。

JR北海道への次期中期経営計画期間の支援は、「助成金の交付、省力化・省人化に資する設備投資のための出資等」において1092億円を予定。貨物走行線区における貨物列車の運行に必要な設備投資等の支援、青函トンネルに係る修繕等の支援などを行う。

また、輸送密度が低く企業単独で維持困難ないわゆる「黄線区」について、利用促進のための設備投資や観光列車などの取得に67億円の支援を行うとともに、各地域関係者と連携した抜本的な改善策を取りまとめるよう「監督命令」を発出して対応を促す。

JR貨物には、次期中期経営計画期間の193億円を支援し、設備投資(安全基盤の強化、輸送力増強、生産性向上)に係る無利子貸付を行う。

なお、JR四国へは現行中期計画期間の支援として、21年度から25年度までで1025億円の支援を実施中である。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com