半導体材料ガスの鉄道・トラック併用輸送が本格化

ロジスティクスジャパンマテリアルと日本トランスシティ、日本貨物鉄道（JR貨物）は19日、半導体産業のサプライチェーン強化とカーボンニュートラル達成に向け、トラックと鉄道の併用による半導体材料ガスの本格運送を開始したと発表した。

2023年6月から三重県四日市駅‐岩手県水沢駅間でトライアル輸送を実施しており、振動や温度保持などの輸送品質が従来の輸送手段と遜色ないことが確認されたことで正式運行へと移行する。

3社は、デジタル化が加速するなかでの半導体産業の重要性増大と、物流業界のカーボンニュートラルへの移行という2つの大きな要因から取り組みを開始。特に、労働力不足や温室効果ガス（GHG）排出量の削減などの課題に直面する物流業界において、新たな輸送手段の確立は重要な意義を持つ。

JR貨物など3社、半導体材料ガス輸送にモーダル併用

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LOGISTICS TODAY編集部
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