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JR貨物など3社、半導体材料ガス輸送にモーダル併用

2023年6月26日 (月)

▲半導体材料ガスをコンテナに積載(出所:ジャパンマテリアル)

環境・CSR半導体製造用特殊ガスの管理・販売を手がけるジャパンマテリアル(三重県菰野町)、倉庫物流業の日本トランスシティ、日本貨物鉄道(JR貨物)の3社は26日、半導体の製造過程で使用する「半導体材料ガス」の輸送について、物流の2024年問題やカーボンニュートラルに向け、持続可能な物流体制の構築のため、貨物鉄道を利用したトライアル輸送を開始したと発表した。

今回のトライアル輸送は、三重県の四日市駅と岩手県の水沢駅間において、トラックのみで輸送している半導体材料ガスを、トラックと貨物鉄道を併用したモーダルコンビネーションで輸送し、検証を行う。半導体需要の高まりに備えた国内生産の増加と、製造に使用する半導体材料ガスや危険品を含む薬品などのサプライチェーン強靭化へ対応することを目的としている。

3社は今回の共同作業によるトライアル輸送実施を通じて、半導体産業のサプライチェーンにおける温室効果ガス削減と持続可能な物流体制の構築、物流の効率化と環境にやさしい社会の実現を目指すという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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